やらなければよかったゲーム「WHITE ALBUM2」
お久しぶりです
WHITE ALBUM2 というゲームがありまして
ちょうどこの季節が舞台の... まあ、要はエロゲですよ、エロゲ
18歳未満は禁止のやつです
なんか紹介したいなと思ったので、ネタバレ控えめに紹介してみたいと思います
あらすじなんかは調べれば出てくると思うので、調べてみてもらえれば
簡単に言うと、三角関係の物語です
最近の作品だと、やはり俺の青春ラブコメは間違っているとかが有名ですが、決定的に違うところといえば、高校編、大学編、社会人編と続いていくところですかね
高校編だけですが、アニメもありますので、合うかどうかは先にアニメを見てから購入は検討してもらえればいいと思います
ここからは感想を
題名にもした「やらなければよかった」というのは大げさでもなんでもなくて
原因はこのゲームの細かさというか、出来の良さにあるのですが
それぞれの登場人物が、まるで現実の人間のような思考をしていると思えてしまうような行動をとり、すれ違いなどが本当にリアルに描かれているんです
このゲームを一度やってしまうとほかのゲームができなくなると、ある配信者の方がおっしゃっていたのですが
その通りだったなと実感しました
ご都合主義なんてものは一切なくて、だからこそ歯車がかみ合うことがほとんどなく、少しずつ少しずつ進んでいく、とにかく重い物語
丸戸文明さんが文章でぶん殴ってくるような感じでしたね
このゲームのシナリオライターを務められた丸戸文明さんなんですが
「冴えない彼女の育てかた」というライトノベルの著者でもありまして
アニメ化された作品でもあるのですが、こちらも本当に面白いので、機会があれば読んでいただきたいのです
そういえば、
「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」のアンソロジーも書かれてましたね
これもおもしろかったです
と、ここまでダラダラと書いてきたわけですが
一つ言えることといえば
ほかにやりたいゲームがあるならそちらをとりあえずクリアしてからのほうがいい
これにつきます
あれは確実に先にやるべきです、絶対に
理由としては
キャラゲーはストーリーが薄い傾向にあるため
本来感じることのできたはずの感情が感じることができなくなるかもしれないからです
拍子抜けをするという言葉が正しいかはわかりませんが
一人のルートがおわったときに、「あれ?まあ、こんなもんか」
となります、おそらく
なので、キャラゲーは先にやっておきましょう
WHITE ALBUM2は最後でいいです、最後がいいです
まとめ
寒い 冬 雪 White Album2
こんな感じの頭になってしまうくらいの最高のゲームでした
記憶を消してもう一度やりたと何度も思ってしまうくらいのゲームでした
また記憶があいまいになったころにでも、やってみようかなと思っています
こういうゲームをやった後の達成感にも似た感覚は、忘れられませんね
二次創作探して、飽きたらまた新しいゲームを探して
現実に嫌気がさした時くらいは、誰かが作った世界の中に閉じこもってみてもいいんじゃないでしょうか
では、また
(ネタバレありの感想を下に書いていますので、すでにクリア済みの方、気にしないから読んでみたい方、もう少し時間をつぶしたい方はスクロールして読んでってくださいな)
正直ここまで変な気分にならないエロゲは初めてでした
まあ、初めてやったエロゲがこれなんですけども
唐突ですが、私は杉浦小春が好きです
メインヒロイン2人も好きですが、私は小春が好きです
というか、春希と小春のペアが好きですね
大学編の小春ルートのメンタルの削れる勢いは本当にえぐかったですね
ちょくちょく身に覚えのあるようなシーンというか、雰囲気があったので、読んでで結構つらかったです
でも、それ以上につらかったルートが社会人編にありましたね
私は基本的にはネタバレのない程度に攻略を見る人なのですが、ゲームをやる前に少しだけネタバレを見てしまいまして
浮気ルートってやつですね、見たのは名前だけですが
サイトによっては隠してくれたりしてるところもあったのですが、しっかり書いてあるサイトもあって
更にはYouTubeの動画で、もうやりたくないと思えるくらい胃が痛くなるルートがあると知っていたので
浮気ルートがそれなのかなと思ってたんですね
しかし、その浮気ルートが割と何とかなったので「まあ、こんなもんか」と油断していたわけです
そして迎えたかずさtrueですね
文章でぶん殴られるとこんな感じなんだなと、読みながら感じました
私はこういったゲームはボイスを最後まで聞いてから文章を進める、というようなこだわりを持っていたんですが
雪菜の実家のところですね
家族全員に失望されるシーンとでも言いますか
あそこだけはボイスを最後まで聞けませんでした
任された仕事を完全に忘れて遊んでいて、先輩に忘れた理由を聞かれているときのような感じと言ったら伝わるでしょうか
(宿題を忘れたことが先生にばれて怒られる直前、とかのほうが近いかな)
ずっとそんな感じで、まさかゲームでそんな気持ちになってしまうのかと
頭を抱えながらゲームをするという、はたから見ればおかしな状況になりながら
「もうかずさしかいない」と、もう春希になってました
本当に、すごいゲームです